一生スキンケアを楽しむための、特別“じゃない”エイジングケア
年を重ねるとともに、気になる方も多いエイジングケア。
年齢も性別も超えて本質的な心地よい肌を求めるアジャイルコスメが届けたいのは「老いを止めるためのエイジングケア」ではなく「一生心地よい肌でいつづけるための続けたいケア」。そこで今日は年齢とともに起きる肌の変化や、今の暮らしの延長線でできるケアをご紹介したいと思います。
なぜ肌は年齢とともに変化する?
細胞や臓器と同じく、肌も年を重ねることで変化します。ざっくり説明すると、特に以下のような変化で、乾燥やたるみ、シミ、シワなどが現れやすくなるのです。
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肌の水分を蓄える天然の保湿成分の減少
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肌の弾力の元になっているコラーゲンやエラスチンの減少
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女性ホルモン、男性ホルモンの減少
ハリや弾力が失われやすくなる点は性別問わず共通ですがが、女性は皮脂量が減り乾燥しやすくなる傾向にある一方、男性は全体的な皮脂量は大きく変わらないものの、シェービングや日焼けの影響で皮膚の薄い頬や目元は乾燥しやすなるため、テカリと乾燥が目立ちやすくなるなどの違いも。
新しい肌細胞に生まれ変わる新陳代謝のスピードが落ちるため、シミのもととなるメラニン色素が排出されづらくなったり、肌のバリア機能が下がって肌が荒れやすくなったりするなどの傾向もあります。
世の中には化粧品から美容医療までエイジングケアのさまざまな情報が溢れていますが、まずは特別なケアではなく、以下のような今の生活の延長から始めてみませんか?
肌の地力を上げる保湿
肌が持つ保水力が下がる大人の肌にとって、こまめな保湿はますます欠かせないものに!
たるみやシミ、しわなどを予防する基礎として、これまで肌のベタつきが気になっていた方も、いままで以上に保湿していただくのがベターです。
この時、クレンジングや洗顔などの“落とすケア”にも注目を!
保湿成分を含んだアイテムをたっぷり使いながら、優しく落としてあげるのも、大人の保湿ケアの第一歩です。
光老化を防ぐ日焼け止めを習慣化
紫外線をはじめとする可視光線が起こす「光老化」は、肌老化の主な原因の一つ。そのため、季節を問わず日焼け止めをしっかり塗るという基本の紫外線ケアはいくつになっても続けていきたいところです。
そこで夏の強力な日焼け止め以外にも、通年で使える日焼け止めを1本見つけておくのがおすすめ。顔の中央だけでなく、首筋やデコルテまでたっぷりしっかりつけられるものだと、おうちで過ごすお休みの日もつけやすいです。
他にも、ビタミンC誘導体(3-O-エチルアスコルビン酸)やトラネキサム酸など厚生労働省の認可を受けた「美白有効成分」が配合されたスキンケアも、ぜひ試してみてください。
見えないところもうるおすボディケア
顔だけでなく、ボディの肌も年齢とともに変わってゆきます。
そこで取り入れたいのが保湿成分や明るさ成分の配合されたボディケア。
惜しみなくたっぷり使いながら、首筋やデコルテをマッサージすると顔の血行もよくなり表情が明るく見えて一石二鳥。首筋にそって上から下になでおろしたり、鎖骨を指で挟んで滑らしたりと、リンパを流してあげましょう。
さらにひじやひざ、指先などの関節まわりがうるおっているとヘルシーな雰囲気がでるので、自分からは見えづらいところですが、ぜひ一緒にこまめなケアにチャレンジしてみてください。
自分をリカバリーする眠りと食事
年を重ねると、健康と肌がさらに密接に感じる方も多いのではないでしょうか?
ストレスや自律神経の乱れも肌に影響しますが、まだまだお仕事で忙しくてコントロールが難しいという方は、睡眠の量と質をあげることから始めてみませんか?
眠り同様に、肌や体をつくる食生活はさらに重要に。体の老化に関連すると言われる「酸化」を防ぐ、抗酸化作用のある食材は肌だけでなく健康のためにも欠かせません。
代表的な栄養素としては
ポリフェノールというとワインや紫玉ねぎなど赤紫色の食べ物をイメージする方も多いですが、実はポリフェノールには複数の種類があり、お茶に含まれるカテキンや白色玉ねぎに含まれるケルセチン、大豆に豊富なイソフラボンもポリフェノールの一種です。
いろいろと食材例が出ましたが、まずは旬の野菜やお魚、お肉を意識して食べるだけでもはじめの一歩に。
年齢による肌の変化は、誰もが経験する自然な状態。悪いことではなく、むしろ、たくさん笑ったり、頑張ったりしてきた証と捉えることもできるはず。
だからこそ、いくつになってもスキンケアがふとリラックスできる、自分だけの時間でありつづけられたら。
そんな想いで、アジャイルコスメは年齢を問わず使いつづけられる、本質的に心地よいスキンケアに向き合っていきたいと思います!